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中古車ジャーナリストの雑文一式。

対水アカ戦、「戦術核兵器」の使用を決意!

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過日の辰巳PA秘密集会では、格下とはいえ最新鋭機であるホンダS660を写真のとおり軽く一蹴し、向かうところ敵なしの快進撃を続けている我が96年式マツダ(ユーノス)ロードスターと、わたくし伊達軍曹であります。

 

しかし50代女性のお肌のようにくすんでしまっているボディ表面と、フロントバンパーとフェンダーの境目付近にある20年モノの水アカだけはいかんともしがたいものがあります。くすんだお肌のほうはとりあえず後回しにして、まずはヴィンテージものの水アカと熾烈な戦いを繰り広げているわけですが、戦況は正直厳しいです。

 

 

 

各方面にいらっしゃる水垢取りマイスターの皆さまから「次は○○というケミカルを使ってみよ」「××ならたぶん落ちるんじゃないか?」「私の経験からいうと△△が最強です」等々のアドバイスをFBページのほうで頂戴しております。それはそれで大変ありがたいご提示であり、一つひとつに対して感謝しながら慎重に使用の検討をさせていただいている小生です。

 

が………ヴィンテージものの水アカという敵とわずか30cmほどの距離で対峙し、そして日々死闘を繰り広げている前線司令官として言わせていただきますと…………この水アカ、特に縦方向のそれは、「通常兵器」すなわち自動車専用の各種ケミカルでは絶対に落ちないような気がしてまいりました。

 

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や、もしかしたらマイスターの皆さまが勧めてくださる新たな通常兵器で落ちる可能性もあるのかもしれません。しかし、この「水アカとの戦い」という愚にもつかない戦闘をこれ以上ダラダラと長期にわたり続けるのは、それこそ愚策。とっとと敵を制圧し、新たなる有意義な戦場へと転戦することこそが、世界平和への第一歩なのではないかと確信した次第です。

 

そこでわたくしは宣言いたします。本日をもって通常兵器による対水アカ戦闘を停止し、「戦術核兵器」を投入いたします。そしてそれにより、この戦闘をすみやかに終結させます。

 

投入する戦術核は、コレです。

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「PHKG-1ミサイル」こと、パイプハイター高粘度ジェル1号です。……わたくしも人の子ですので、「核」の使用にはかなりの躊躇がありました。できることなら、通常兵器で決着をつけたかった。しかし、もはやこれまでです。わたくしは明日、天気が良ければ核発射ボタンをこの手で押します。

 

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 発射を待つパイプハイター高粘度ジェル1号近影。

 

ちなみに、戦術核兵器であるPHKG(パイプハイター高粘度ジェル)による敵軍の制圧に失敗した場合に備え、とある人から教えていただいた最終戦略核兵器、コードネーム「アルマゲドン」もこの後に控えております。が、できればアルマゲドンは使用しないままこの戦いを終えたいと、切に願っている小生であります。押忍。