輸入中古車400勝

中古車ジャーナリストの雑文一式。

リニアトロニック(CVT)と2L自然吸気、これはこれでぜんぜん悪くないじゃないすか!

 

いわゆるひとつの慣らし運転も終わり(1000kmぐらいやるのが一般的なのかもしれませんが、面倒なので600kmで良しとしました)、いよいよ本日から「ごくフツーの走行」を開始してみることになった我が新型スバルXV 2.0i-L。

 

ゆっくりめに走っていた慣らしの段階でも、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)のウルトラ超絶素晴らしさはビンビンに伝わってくるもので、またアイサイトVer.3の能力というか、それが人間にもたらす新たな世界観からもビシビシ刺激を受けました(※後者については2017年11月27日公開の『CL』にいろいろ書きました)。

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しかし問題はアレだ。一部の評論家各位から酷評されたり「惜しい!」と言われることも多い「今さらながらの自然吸気2Lエンジン」と「CVT(リニアトロニック)」って実際のところどうなんだ? 本当にダメなのか? それとも意外とイケるのか? ということです。

 

そこんとこを確かめるため不肖わたくし、本日は箱根のお山まで行ってまいりました。

 

ウルトラぶっ飛ばしたわけじゃないですが、それなりにペースをアゲアゲにして、燃費のことも今日のところは敢えて考えずに、ビシっと走ってきましたよ。

 

結論は……イイじゃないですか! ぜんぜんオッケーですよ! わたくしとしては!

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リニアトロニック最高!!! とまでは思いませんでしたが、十分「アリ」だとは思いましたね。

 

自然吸気エンジンもCVTも、いろいろと思うところというか、「ん?」と感じる部分も決してゼロではないのですが、結局のところ「考え方」を変えれば、これでぜんぜんオッケーなんですよ。むしろ十分以上というか。

 

 

 

何についての考え方をどう変えるかといいますと、「車を公道でガーッと走らせる時代はほぼ完全に終わった」という事実を、まずはガッチリと噛み締めることです。そしてそのうえで、「じゃあ今、そんな状況下での“気持ち良い運転”って果たしてどんなモノなんだろうか?」ということを考えてみればいいわけですよ。

 

そうすればと自ずと、もちろんXVが採用しているパッケージングが唯一の正解なんかじゃありませんが、「これはこれで正解のひとつだべ!」ということが浮かび上がってくるはずです。

 

今日は本当にいろいろ思うところがありましたので、詳しくは12月4日(月)朝公開予定の『CL』に書きたいと思います。押忍。

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ちなみに東京→御殿場の東名高速は手動で激走して、箱根のお山でも手動でまあまあ激走して、帰りの小田原厚木道路と東名上りはやや混んでいてウザかったため、アイサイトVer.3のACCをフルに使って自動でユルユルと帰京。そんな場合でのMFD上の当日燃費は12.9km/L。手動激走のみだと当然燃費はイマイチですが、行きか帰りのどっちかを自動にしちゃえば、結果としてまあまあぐらいの総合燃費にはなりますね。