輸入中古車400勝

中古車ジャーナリストの雑文一式。

第一次カスタマイズに基本的には大満足! しかし課題も山積みで……

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押忍。本日、我が96年式マツダ(ユーノス)ロードスターNA8Cは第一次カスタマイズ(ってほどのカスタムじゃないですけど)を終え、江戸川区のカーメイクコーンズさんから無事帰還したであります。以下、カスタム(ってほどじゃないけど)の詳細をかいつまんでご報告しましょう。

 

 

 

まずはホイール。もともとはNA8純正のコレ(↓)が入ってましたが……

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コレが好きな人には大変申し訳ないですが、わたしゃこのデザインがまったくもって我慢ならないため、NA6の純正ホイールに換えたであります。いろいろな意見があるでしょうが、わたしゃNA純正ホイールのなかではこのデザインが圧倒的ナンバーワンだと思っております。

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そして運転席まわり。わたしのVスペシャルは黒革巻きのエアバッグ付きステアリングホイール+ナルディのウッドシフトノブ+ウッドのサイドブレーキグリップっちゅう組み合わせだったのですが、わたくしとしてはこの「色味と素材感がとっちらかってる感じ」がどうにも我慢なりませんでした。

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なので、このようにいたしました。

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シフトノブはコーンズさんオリジナルのちょっとスポーティ風味な黒いやつで、サイドブレーキのグリップは純正レザーの中古品。ついでにハゲハゲ・キズキズ状態だったサイドブレーキのブーツというかカバーも交換。これは樹脂製の純正新品です。手元回りを黒で統一することによってまとまり感が出て、またタン(茶色)と黒のコントラストも映えるようになったかと思うのですが、どうでしょうか。

 

 

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そして一部の人から「外したほうがいいんじゃないすか?」と言われていたリアのマッドガードは……

 

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ビシッと外し、よりナローな感じ、よりクラシカルなイメージを強調します。うむ、僕ぁこっちのほうが好きですね。

 

……と、こんな感じで第一次カスタマイズ(ってほどのカスタムじゃないけど)がいちおうは完了したわけですが、まだまだ全然パーフェクトではありません。今後もやりたいこと、やらなければならないことが山積されておるのです。打倒英国旧車の道はザ・ロング・アンド・ワインディングロードであります。

 

まず車高。結論から申しますと、今回は純正車高まで上げることができませんでした。以前の「微妙なシャコタン」のままであります。

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わたくしのNA8Cの足回りには現在テインのストリートベイシス新品が入っているのですが、これがどうやら「車高を落とすにもバネの上下長を短くするし、上げる場合にもバネの上下長を短くする」という方式なのだそうです。よう知りませんが。なので、車高を純正ぐらいまで上げようとすると逆に乗り心地が悪化する、と。

 

「というわけなんですが、どうしますか?」とカーメイクコーンズIさんに聞かれたわたくしは、乗り心地の悪化だけは避けたいため(わたくしは完全街乗り志向なのであります)、一も二もなく「あ、じゃあそのままでお願いします!」と即答したのでした。車高は数年後、また別のショックアブソーバーに換える際に上げるとして、さしあたってはテイン・ストリートベイシスと心中するつもりでこの車高でいきます! 押忍。

 

そしてホイール。NA6の純正ホイールはわたしのヨミどおり大変ステキで、なんかシュッとした感じになったことは大変喜んでおります。がしかし、シュッとしすぎてて弱っちそうと言いますかなんと言いますか、具体的にはコレに乗って池袋とか行ったら不良にカツアゲされちゃいそうな、そんな感じなのであります。

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かといって武闘派な走り屋系ホイールとかを入れるつもりはまったくありませんし、鉄チン風のアルミホイールを入れるにも結構なお金がかかりますから、どうしたもんかと思っています。ま、しばらくはこのNA6純正で行くつもりですが。

 

あとはホイールのサビ問題ですね。4本中3本はせいぜいこのぐらいの錆(↓)ですので、頑張れば落とせるかもしれないし、落とせないとしても「まぁこれも旧車の味わいの一つですわワハハハハッ!」という感じで強がることはできます。

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しかし左の前輪は……

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このように激しくサビまくっております。……あまりにも貧乏くさく、この状態のままでは強烈な貧乏神に取り憑かれるか、もしくはわたし自身が「非モテの神様」として世の中の童貞諸君から祭りあげられてしまいそうな、そんな予感がします。

 

コーンズさんに「これ、ケミカル+物理的な力で落とせますかね?」と尋ねると、「ま~ここまでくると無理ですね。板金塗装屋さんでサビごと削ってもらって、そして再塗装するしかないでしょう」とのこと。もちろん、そのことは購入前からちゃんと聞いていて、それを承知で買ったものですから、コーンズさんに非はいっさいありません。あとはわたくしがコレをどうするか、という問題です。

 

まあそのうち板金屋さんで削ってもらって塗るわけですが、問題は何色にすればいいのか? 純正同様のシルバーか、あるいはガンメタっぽい感じか、はたまたポリッシュ的なアレか、いっそホワイト? ……これから長考に入りたいと思います。

 

あとは、マッドガードを外した跡の黒ずみはそのうちコンパウンドで磨いて……

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まるでバンパーのチリが思いっきり合ってないように見えるこの黒ずみもなんとか頑張って除去して……

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そんな感じでボチボチと、1/1のプラモデル感覚で仕上げていく所存です。

 

まぁ残念というかアレだったのは、左側リトラクタブルヘッドライトのところのチリが結局どうにもならなかったことですね。

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ここの微妙なズレが全体をくたびれた感じにしているわけですが、リトラクタブルヘッドライトの調整は左右ともやっていただきましたが、結局はボンネットのほうが浮いちゃっているので、リトラの調整だけではどうにもならんのですわ。

 

まぁここもそのうちなんとかするか、もしくはわたしの必殺技である「そこについては見ない! 気にしない!!!」を繰り出すかもしれません。

 

エニウェイ、第一次カスタマイズ(ってほどのカスタムじゃないですけど)はこんな感じであります。総合的には満足しておりまして、特にシフトノブとサイドブレーキに関してはウルトラ大満足です。運転中は常に目に入る部分ですので、ここのビジュアルが締まったことで、運転中の気分は以前よりもはるかに高揚するようになりました。

 

……シフトノブのテイストが、当初の想定よりもちょっとスポーティというかいわゆる「レーシー」な感じになったので、もしかしたら全体としての方向性もそれに引きづられて「ちょっとレーシーな感じ」にするかもしれません。

 

ま、わかりませんが。押忍。