輸入中古車400勝

中古車ジャーナリストの雑文一式。

デルタ vs.34℃

※2012年7月19日

 

諸事情により短文にて失礼つかまつる。「デルタのエアコンvs.ニッポンの夏」という特殊戦闘を独り黙々と続けている不肖軍曹だが、30℃まではおおむねOKであることは既にご報告した。その後31℃~32℃あたりでも、少々きびしい戦いにはなるが、30℃の日と大差はないことがわかった。


そして本日。アイフォーンにインストールしている『Thermo』なるアプリケーションによると、午前11時30分の時点で世田谷区の気温は34℃に達した。そこで自分はすぐさま近隣の区道および渋滞中の環状7号線外回りに94年式デルタで出撃。猛暑日マイナス1℃の気温に対して単独攻撃を仕掛けた。

結果はどうであったか。……30℃~32℃ぐらいの日と大差はなかった。すなわち、風量2ぐらいにしておけば車内はおおむね快適で、水温も走行時は90℃ほどでビタっと安定。渋滞中もせいぜい100℃弱まで上昇するのみであった。

無論、本日の東京地方は最高気温34℃のウルトラ暑い日であるにはあったが、晴れとはいえやや雲の多い1日であった。その雲が、デルタの車内環境に味方したという部分は大きいだろう。これが「雲ひとつない日の34℃」であったら話はまた別であったと思う。

しかしエニウェイ、94年式デルタHFインテグラーレEVOⅡが最高気温34℃の東京に勝利したことは間違いない事実。……自分でも少々驚いている。

これに気を良くして向後、「最高気温38℃は当たり前!」の埼玉県熊谷市に対して「熊谷特攻」を仕掛けようかと思った不肖軍曹だが、さすがにそれは身体にもデルタにもかなり悪そうなので、決心はつかずにいる。敬礼。