輸入中古車400勝

中古車ジャーナリストの雑文一式。

デルタ vs.ニッポンの夏(緒戦)

※2012年7月12日執筆

 

本日の東京地方は雨ということもあって京王井の頭線および東京メトロで移動しているわけだが、実はこのところデルタHFインテグラーレでちまちまと「ニッポンの夏」との戦闘を繰り広げている不肖軍曹である。まだ戦いの途中というか緒戦の段階でしかないが、戦闘の結果を簡単にレポートしておこう。


●デルタのエアコンvs.気温27~28℃
楽勝である。日差しガンガンの快晴であろうがムシムシする薄曇りの日であろうが、この程度の気温であれば、エアコンを軽くONしたデルタの車内は快適そのものである。

●デルタのエアコンvs.気温29℃(薄曇り)
楽勝である。エアコンのコンプレッサーON+風量ゼロ(ゼロでも冷風がちょっと漏れてくるのです)で全然イケる。渋滞時などに風量1にすることがたまにある程度だ。

●デルタのエアコンvs.気温29℃(快晴)
フロントウインドウからガッツリ差し込む日差しにより、正直ややキツイ局面もある。しかし風量2または3(MAX)にしておけば、楽勝とは言わぬが、必ずや勝てる。大丈夫だ。

●デルタのエアコンvs.気温30℃(薄曇り)
楽勝である。風量ゼロでもOKだ。

●デルタのエアコンvs.気温30℃(快晴)
若干キツイが、時おり手ぬぐいで額の汗をぬぐえばなんとかなる。辛勝である。


以上が、昨日までの戦闘のサマリーだ。ちなみに渋滞時の水温も、現在のところはまったく問題ない。納車当日にブチ壊れることすら覚悟していたゆえ、この時点で既に大勝利とも言える。今後31℃~34℃、ヘタすりゃ35℃にもなる東京の夏に対しても勝利できるか否かは謎だが、「そういう日は乗らない! 電車で行く!」という必殺ワザさえ繰り出せば、決して負けることはないと考えている。

無論、1日ぐらいは34℃のド快晴・ド渋滞の日に出撃し、ニッポンの夏と堂々と渡り合ってみるつもりではある。ひどい目に遭うかもしれないが、昨年夏にシトロエン2CVで対戦したときほどの惨敗はしないだろうとも予想している。

皆さまのある種のご期待(?)にそえず恐縮ではあるが、今のところ絶好調な94年式デルタである。敬礼。